古い本紙には、古い裂の方がよく似合います。本紙と同時代の裂があればよいのですが、とても入手は困難なため、名物裂や時代裂から写し、新たに織りおこしています。
一幅のために織りおこした一反は、次の時代への財産となっていきます。実際にいま私どもが取合せをしている裂も、ほとんどは前の時代の人々が用意しておいてくれたものです。
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